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血糖値は普段から注意していないと、知らないうちに上がってしまうことが多々あります。特に加齢とともに糖の処理能力が低下、生活習慣は変化していないのに、ある年突然健康診断で数値が高くなっていたり。

 

そこで、普段の食生活で簡単にできる、血糖値を下げるのに役立つ飲み物を5つ紹介します。

 

牛乳

牛乳

 

牛乳は食後血糖値の上昇を抑える、と言う研究結果があるそうです。

 

カナダのゲルフ大学とトロント大学の研究グループによる研究では、食事の際水を飲んだ場合と牛乳を飲んだ場合を比較した結果、牛乳の方が血糖値の上昇を抑えられたと言うことです。

 

しかも、朝食で牛乳を飲んで血糖値の上昇を抑えることが出来れば、昼食以降の食欲を抑えることが出来る「セカンドミール効果」を得られるため、1日を通じて血糖値の上昇を抑えることが出来る、としています。

 

出典:朝食で「牛乳」を飲むと1日を通じて血糖値が低下 糖尿病の食事改善 | ニュース | 糖尿病ネットワーク

 

朝食の前に一杯の牛乳を飲む、それだけでいいのですから簡単です。

 

ヨーグルトドリンク

同じ乳製品ですが、ヨーグルトに多く含まれるホエイと言う成分がポイントです。

 

ホエイは日本語で乳清と呼ばれ、

乳(牛乳)から乳脂肪分やカゼインなどを除いた水溶液である。
出典:乳清 - Wikipedia

 

このホエイ、インスリンの分泌を促進して食後血糖値の上昇を抑える効果があるとする研究結果が報告されています。
出典:「乳清」が食後血糖値を改善 ホエイプロテインの驚きの効果 | ニュース | 糖尿病ネットワーク

 

効果を最大に発揮するのは食前。食前にヨーグルトドリンクを飲みましょう。朝の牛乳の代わりにヨーグルトドリンクでもいいかもしれません。ただし、なるべく無糖の製品を選んでください。

 

緑茶

緑茶

 

緑茶に含まれるポリフェノールの一種「カテキン」がインスリン分泌を増加させる、またはインスリン感受性の定価を抑制すると言う研究結果があります。

 

この研究によると、特に夕方カテキンを摂取すると食後血糖値の上昇を抑制すると言うことです。

 

出典:緑茶に食後高血糖を抑える作用、朝より夕方飲む方が効果あり? | ヘルスデーニュース | ダイヤモンド・オンライン

 

また、カテキンには体脂肪を減らす効果と強い抗酸化作用がが確認されています。肥満は血圧や血糖値を悪化させますし、酸化は体のサビと呼ばれ、インスリンの効果を低下させるインスリン抵抗性の原因になったり、老化の原因とも言われています。

 

カテキンは体内から酸性物質を除去することで、インスリン抵抗性を改善すると考えられています。

 

中でも、緑茶のカテキンに多く含まれるエピガロカテキンガレート(EGCG)の抗酸化力は強力なので、夕方以降緑茶を飲むことを習慣づけましょう。

 

朝は牛乳、夕方は緑茶です。

 

緑茶ですが、サプリメントもあります。

緑茶サプリ

こちらのサプリメントはアメリカのメーカーですが、1粒にエピガロカテキンガレート350mgを含む緑茶エキス700mgが入っています。カテキンだけのサプリもありますが、緑茶の有効成分はカテキンだけでは無いと言う話もあるので、こちらを選びました。

 

 

 

 

その他、食後血糖値の上昇を緩やかにする水溶性食物繊維が入った緑茶もあります。こちらは食前に。

 

グルコケア

 

 

 

トマトジュース

トマトジュース

 

トマトジュースを継続的に摂取したら血糖値が下がった、と言う研究結果があるそうです。

 

これはトマトに含まれるリコピンの抗酸化作用による結果と思われます。また、リコピンにはインスリンの作用を促すアディポネクチンの増加を促す効果があるとも言われます。
出典:トマトジュースで血糖値が下がる?飲むなら朝!血糖値スパイクを抑える働きも | Medicalook(メディカルック)

 

勿論ジュースで無くても、トマトをそのまま食べても構いません。

 

リコピンもサプリメントが販売されているので、トマトが嫌いな方はサプリメントで。

 

リコピンサプリ

 

 

 

コーヒー

コーヒー

 

コーヒーに2型糖尿病を予防する効果がある、とする報告が国内外で発表されています。
その中の一つが

コーヒーを飲む回数が「1日3〜4杯」の人は、「ほとんど飲まない」人に比べて、2型糖尿病を発症するリスクが、男性で17%、女性で38%低下することが分かった
紅茶やウーロン茶には同様の傾向は無かったと言うことです。

 

コーヒーに何故そのような傾向があるのか、その原理は解明されていませんが、有力視されているのがクロロゲン酸と言うポリフェノールの一種です。

 

クロロゲン酸はインスリンを分泌するβ細胞を活性化し、糖尿病治療薬の主流となっているインクレチンと同様な働きをする、と言うのです。
出典:糖尿病の予防には、クロロゲン酸が効く? | 全日本コーヒー協会

 

*このコーヒーの効果について、カフェインを除去したデカフェには効果が無いとする説と、デカフェにも多少下がるけど効果はあるとする説があります。

 

このクロロゲン酸、熱に弱いため焙煎やドリップの段階でかなり破壊されてしまいますが、最近はクロロゲン酸を配合したコーヒーも販売しています。

 

メタコーヒー

 

 

 

 

コーヒーが苦手、と言う人にはクロロゲン酸のサプリメントもあります。

 

グリーンコーヒー

 

 

 

 

血糖値 下げる サプリメント